紫苑S2025に出走予定のジョスラン(今年5月撮影、ユーザー提供:@otp24jさん)
GI・3勝を挙げた
エフフォーリアの全妹となる
ジョスラン(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、紫苑ステークス(3歳牝・GII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。
ジョスランは父
エピファネイア、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライの血統。全兄の
エフフォーリアは21年の皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念の覇者。半姉の
ペリファーニアは23年の桜花賞の3着馬。曾祖母は名繁殖牝馬のケイティーズ(
Katies)なので、
ヒシアマゾンやアドマイヤムーン、
スリープレスナイトなどと同じ一族となる。
24年12月のデビュー戦を快勝。続くフラワーCは上位に伸び負けての4着だったが、キャリア1戦での重賞挑戦を考慮すれば、決して悲観する内容ではなかった。その後、自己条件の
カーネーションCで2勝目を挙げて、夏場は休養へ。今回は約3カ月半ぶりの実戦となるが、ここ目標に仕上がりは良さそう。同世代の牝馬同士なら上位評価が必要だ。
兄がGI初制覇を果たした舞台で重賞ウイナーの仲間入りを果たし、秋華賞に向かうことができるか。何が何でも結果がほしい一戦となる。