未出走で未勝利を勝ち、その後の白百合Sも勝って2戦2勝の
ライトトラック(栗東・友道康夫厩舎)。次走は9月21日に阪神競馬場芝2400mで行われる菊花賞
トライアル、神戸新聞杯を予定しており、今朝3日はその2週前追い切りを行っている。
CWで来週のチャレンジCへ出走予定の
グランヴィノスとの併せ馬。6F標識で4馬身ほど追走する形だったが、3コーナー手前ではその差も2馬身ほどのところまで詰めていた。4コーナーを回って、最後の直線に向くところでもまだ前との差はあったが、
ギアチェンジもスムーズで追いつくだろうなという雰囲気。
ラスト1F標識手前では追いついて、ゴール前は2頭の追い比べ。とはいっても、手応えに余裕があったのは
ライトトラック。ほぼ同入ではあったが、
グランヴィノスに西塚洸二騎手が跨って先行していたことを思えば、
ライトトラックの評価は高くなる。
時計は6F81.4〜5F65.8〜4F51.0〜3F36.1〜2F22.4〜1F11.2秒。デビュー前の追い切りで6F80.6秒をマークしているので、数字的には春と変わりないと言えるのだが、古馬オープンを追走してこの脚力。収得賞金1600万ということを考えると、是が非でも権利奪取というわけではないだろうが、余裕を持った状況がレースでの好結果を予感させてくれる。
(取材・文:井内利彰)