ローズS2025に出走予定のセナスタイル(今年1月撮影、ユーザー提供:あかんわ笑さん)
名牝
ヌーヴォレコルトの5番仔となる
セナスタイル(牝3、栗東・安田翔伍厩舎)が、ローズステークス(3歳牝・GII・芝1800m)でレース史上初の母仔制覇を狙う。
セナスタイルは父
Sottsass、母ヌーヴォレコルト、母の父ハーツクライの血統。母は14年のオークス、ローズS、15年の中山記念、16年の
レッドカーペットハンデキャップの勝ち馬。近親の
ミューチャリーは21年のJBCクラシックを制している。
ここまで2戦2勝。今年1月に中京でデビュー勝ち。その後は骨折で休養へ。約7カ月ぶりの実戦となった前走では、中団追走から上がり勝負を伸び勝ち、無傷の2連勝を決めた。今回は格上挑戦で初の重賞となるが、まだ底を見せていないので大いに楽しみだ。
母の
ヌーヴォレコルトに続いての母仔制覇なら、レース史上初めてとなる。無傷の3連勝で偉業を達成し、秋華賞の有力候補に浮上するか。未知の魅力に溢れる良血馬の走りから目が離せない。