「神戸新聞杯・G2」(21日、阪神)
最後の1冠、菊花賞(10月26日・京都)へ向けての最終
トライアル。春の王道路線を歩んだ馬や夏の上がり馬が集結する一戦で、主役を張るのは京都新聞杯を制し、ダービーで3着だった
ショウヘイだ。ひと夏を越えて馬体は成長。春は伏兵的存在だったが、ここを勝って今秋は主役候補に躍り出る。一方、データ班はダービー5着の
エリキングを推奨した。
▼傾向(過去10年)
05年ディープインパクト、11年
オルフェーヴル、20年
コントレイルはここを
ステップにクラシック3冠を達成した。20〜22、24年は中京芝2200メートルで施行。
▼人気
1番人気〈4・1・0・5〉
2番人気〈3・2・1・4〉
3番人気〈2・3・2・3〉
4番人気〈0・0・3・7〉
5番人気〈1・1・0・8〉
勝ち馬は全て5番人気以内。
▼
ステップ ダービー〈9・6・4・29〉
OP競走〈0・0・2・7〉
準OP〈1・0・0・2〉
2勝クラス〈0・4・1・27〉
1勝クラス〈0・0・2・21〉
ダービー組が9勝、15連対と他を圧倒している。
▼前走内容
勝ち馬7頭が4着以内。同じく7頭が5番人気以内に支持されていた。
▼実績
勝ち馬8頭が3勝以上をマーク。また、同じく8頭に重賞V経験があった。
▼決め手
勝ち馬8頭が前走の4角を4番手以内で通過するか、メンバー2位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目をクリアした馬はゼロ。減点1は
エリキングだけだった。2歳時には無傷の3連勝でクラシック候補に名乗りを上げた大器。春は骨折の影響で本来の走りができなかったが、完全復活を証明し、最後の1冠へ臨みたい。(記録室)