グリーンチャンネルC2025に出走予定のウェットシーズン(24年10月撮影、ユーザー提供:gakuさん)
ダートで2連勝中の
ウェットシーズン(セ4、美浦・田中博康厩舎)が、土曜東京11Rのグリーンチャンネルカップ(3歳上・リステッド・ダ1600m)でオープン初勝利を狙う。
ウェットシーズンは父
Mendelssohn、母Season Maker、母の父
Pioneerof the Nileの血統。半兄の
ハードワイヤードは3勝クラスで活躍中。そして伯母のグレースホール(
Grace Hall)は11年のスピナウェイSを制している。
ここまで8戦4勝。キャリアこそ少ないが、目下の充実ぶりは目覚ましい。2月の2勝クラス、5月の3勝クラスと東京ダ1600mで2連勝中。とりわけ前走は番手から抜け出して5馬身差の圧勝で、勝ち時計も1分34秒0と実に優秀だった。同馬主、同厩舎の偉大な先輩である
レモンポップと比べるのは早計だが、いずれは重賞で勝ち負けできる器だ。
今回は休み明け、かつオープン初挑戦となるが、将来性では一番だろう。しかも舞台は全4勝を挙げる東京ダ1600m。夢が大きく膨らむ3連勝となることを期待したい。