Wコースで1週前追い切りを行ったゾロアストロ(中)(カメラ・荒牧 徹)
◆第11回サウジアラビアロイヤルC・G3(10月11日、東京競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=10月2日、美浦トレセン
デビュー2戦目の前走で初勝利を挙げて、良血馬としても注目を集める
ゾロアストロ(牡2歳、美浦・宮田敬介厩舎、父
モーリス)が、Wコースで上々の動きを見せた。外
カーラデマドレ(3歳1勝クラス)、内
アドマイヤマツリ(4歳オープン)の3頭併せの真ん中からスタートして、ゴール前で仕掛けて6ハロン83秒0―11秒2で外と併入に持ち込み(内に半馬身先着)、反応の良さが目を引いた。
宮田調教師は「ゴール前1ハロン、ゴール後1ハロンとしっかりと追うことができて、予定通りにしっかりと負荷をかけられたと思います。どこまで奥があるのかな、という印象はありますね」と素材の良さにうなった。祖母に独オークス馬
ナイトマジックを持つ血統で、近親にも活躍馬が多いとあって期待は膨らむ。