デビューVを飾ったゴーイントゥスカイ(右)(カメラ・荒牧 徹)
10月5日の東京5R・2歳新馬(芝2000メートル=15頭立て)は、2番人気の
ゴーイントゥスカイ(牡、美浦・上原佑紀厩舎、父
コントレイル)が、デビュー戦を白星で飾った。米G1馬のトゥーシックを4代母に持つ血統。勝ち時計は2分0秒8(良)。
6番枠からスムーズに流れに乗って、道中は好位3番手をキープ。手応え良く直線を向いたが、内で包まれて追い出しを待たされるロスがあり、それでも最後は最内から鋭く伸びて先に抜け出した
ミスターライトを首差でとらえた。
荻野極騎手は「前半は良かったのですが、直線は自分のいた場所が悪くて包まれてしまいました。決していい騎乗ではありませんでしたが、馬の力に助けられました。最後はいい脚でした」と、反省しきりで勝利を振り返った。
上原佑調教師は「1回ブレーキを踏んだのでダメかと思いましたが、思った以上に切れました。もう少し後ろからになるかと思ったが、位置を取れたのはよかった。調教では不器用なところを見せていたが、上手に競馬をしてくれました。スムーズだったら、もっと楽に勝てていたと思います。距離はこれくらいがいいと思います」と語った。