第68回スワンステークス・G2(1着馬にマイルCSの優先出走権)は10月13日、京都競馬場の芝1400メートルで行われる。
ウインマーベル(牡6歳、美浦・深山雅史厩舎、父
アイルハヴアナザー)が秋の始動戦で好発進を決める。昨年の京王杯ス
プリングCなど芝1400メートル戦で重賞3勝と得意の距離。先週は開幕週の絶好馬場で前有利だった京都。前、前で運べる脚質も魅力だ。
アドマイヤズーム(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父
モーリス)の前走NHKマイルCは14着に大敗も先行馬には厳しいハイペースに加え、道中で落鉄した影響も大きかった。昨年の2歳マイル王者が巻き返す。
昨年2着の
オフトレイル(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎、父
ファー)は前走の関屋記念2着と復調気配。開幕2週目の前有利な馬場は課題になるが、自慢の決め手が生きる流れになれば一発も。
NHKマイルC5着の
ランスオブカオス(牡3歳、栗東・奥村豊厩舎、父
シルバーステート)、昇級戦でも安定感抜群の
ワールズエンド(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父
ロードカナロア)も圏内。