24年のファンタジーSはダンツエランが制した(24年11月撮影、ユーザー提供:mosanさん)
土曜京都メインはファンタジーステークス(2歳牝・GIII・芝1400m)。ここでは近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順別、キャリア別、血統別の成績から探りたい。
まずは人気別だが、1番人気は【3-2-2-3】と仕事を果たしている。ただ、2番人気は【1-1-1-7】、3番人気は【0-1-2-7】だから、ともにかなり低調。対照的に10番人気以下は2勝、2着2回、3着2回と何度も好走しているので、波乱前提で予想を組み立てたい。脚質別では逃げ馬が【1-4-0-5】の連対率50%なので要注意。ただ、差し馬がダメというわけではない。また、枠順別は内外で大きな差がないので気にしなくていい。
他の項目も見ていこう。キャリア別の成績を見ると、勝ち馬10頭は全て2戦以下。また、3戦の馬は【0-4-5-22】と勝ち切れていないが、3連単のヒモには必須といえる。そして血統別ではディープインパクト系が【4-4-2-8】の超好成績。23年は唯一の該当馬だった
ドナベティが9番人気で2着に好走しているので、今年も要チェックとなる。