JRAで2勝を挙げているロイヤルダンス(24年5月撮影、ユーザー提供:ミズナさん)
競馬が題材とあって、業界内で大いに盛り上がっている日曜劇場『ザ・
ロイヤルファミリー』。ドラマ内で登場する馬主・山王耕造は冠名「
ロイヤル」をつけているが、ではJRAの現役に「
ロイヤル○○」という馬は何頭いるのだろうか。
いきなり答えを明かすと6頭だ。そのうち勝利を挙げているのは
ロイヤルダンス(牡7、美浦・清水英克厩舎)の1頭のみ。父
ガルボ、母の父マイネルセレクトの渋い血統ながら、これまで2勝を挙げて約4000万円を稼ぎ出している。もうひと頑張り見せてほしい。
他の5頭は全て2歳だ。全て新馬or未勝利だが、最も勝利に近そうなのは
ロイヤルスパイア(牡2、美浦・栗田徹厩舎)だろう。目下3戦連続で2着、かつ走破時計も上々とあって、年内にも勝ち上がれそうだ。さらに
ロイヤルタイム(牡2、美浦・和田正一郎厩舎)も函館の未勝利で2着の実績あり。今後の成長次第で勝ち上がれていい。また、
ロイヤルヤマト(牡2、美浦・伊藤圭三厩舎)は10月5日の東京芝2000mの新馬で5着。上がり3Fはメンバー中2位の34秒1だったので、水準以上の能力を秘めていそうだ。
残りの2頭は新馬で、
ロイヤルアデレード(牡2、美浦・加藤征弘厩舎)は現3勝クラスの
ロジアデレードの半弟となる。また、
ロイヤルドリーム(牡2、美浦・西田雄一郎厩舎)は近親に
アイアムカミノマゴや
ダノンフェイスといった活躍馬がいる。ドラマと並行して、彼らの動向にも注目していきたい。