3歳上2勝クラスに出走予定のネブラディスク(今年3月撮影、ユーザー提供:あまに煮さん)
名牝
リスグラシューの半弟となる
ネブラディスク(牡3、栗東・福永祐一厩舎)と、全弟となる
エボルヴィング(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)に、土曜京都で同日同場きょうだいVがかかる。
先にゲートを切るのは8R・3歳上2勝クラス(芝1800m)の
ネブラディスクだ。18年のエリザベス女王杯、19年の宝塚記念、コックスプレート、有馬記念を制した
リスグラシューの8歳下の半弟。23年のセレクトセール1歳において、金子真人ホールディングス(株)に1億6000万円(税抜)で落札された。春は重賞戦線を歩み、共同通信杯が4着、毎日杯が3着、京都新聞杯が5着。惜しくもクラシック出走は逃したものの、重賞でも通用する力を見せていた。今回は1勝クラスからの格上挑戦となるが、ポテンシャルはメンバー中上位。デビュー勝ちを決めた新馬以来、4戦ぶりに岩田望来騎手を鞍上に迎え、通過点にしたい復帰戦となる。
その2時間25分後、12R・3歳上1勝クラス(芝1800m)には
エボルヴィングが参戦する。こちらは
リスグラシューの7歳下の全弟。キャ
ロットファームにおいて総額1億円で募集された。ここまで9戦1勝。1勝クラスに昇級後は連対なしだが、ここ2戦は0秒4差の3着、0秒2差の5着。立ち回り一つで勝ち負けに食い込めていいだろう。
両レースの翌日の26日は、
リスグラシューがコックスプレートを制してから丸6年の記念日だ。その前に弟が祝砲を上げることができるか。2頭の走りに注目したい。