新コンビのルメールを背に力強い走りを見せたマスカレードボール(右)=撮影・持木克友
「天皇賞(秋)・G1」(11月2日、東京)
ダービー2着の
マスカレードボールは新コンビのルメールを背に23日、美浦Wで
ソールオリエンス(5歳オープン)と併せ馬。スタンド側から馬場入り、向正面からパートナーを追走する形で直線へ。最後はインからジリジリと間合いを詰めて併入した。タイムは6F84秒3-38秒8-11秒8。
初コンタクトを終えたルメールは「馬場入りが難しいと聞いていたけれど、おとなしかった。跳びが大きかったし、息も整っていたから状態はいいと思う。(来週の)もう1本で問題なくいけるでしょう。休み明けの東京2000メートルはぴったりだと思う」と好感触をつかんだ様子だ。
見届けた手塚久師は「ルメールさんには癖を分かってもらえたと思う。おとなしかったらパシュファイヤーは外していいよと伝えていて、実際に外していたからね。体重も増えている」と春からの成長ぶりに手応え十分。古馬との初対戦にも臆するところは全くない。