<京都競馬 11R菊花賞>1着でゴールするエネルジコ(9) (撮影・奥 調)
◇G1・菊花賞(2025年10月26日 京都芝3000メートル)
クラシック最終戦となる京都競馬場のG1「菊花賞」は1番人気の
エネルジコが直線で圧巻の脚を見せG1初制覇を飾った。鞍上のルメールは菊花賞は3年連続の制覇で、通算5勝目を挙げた。勝ちタイムは3分04秒0。2着に2番人気の
エリキング、3着に13番人気の
エキサイトバイオが入った。
スタート直後はやや後方に位置し、しっかりと折り合った。ジョジョに番手を上げていき、4コーナーで先頭集団を射程圏に入れ、直線で悠々と差し切っての完勝だった。
エネルジコは父
ドゥラメンテ、母エノラ(母の父ノヴェール)の血統で通算5戦4勝。
騎乗したルメールは23年
ドゥレッツァ、24年
アーバンシックに次いでの勝利で菊花賞3連覇。JRA・G1通算56勝目、高柳瑞樹師は同3勝目を挙げた。
▼菊花賞 1938年、イギリスのセントレジャーに範を取って京都芝3000メートルで創設。2度の坂越えがあり、
スピード、スタミナ、操縦性など総合力が問われる。