「菊花賞・G1」(26日、京都)
1番人気の
エネルジコが豪快に差し切ってG1初制覇を果たした。鞍上のルメールは史上初の菊花賞3連覇。2着には2番人気の
エリキング、3着には13番人気の
エキサイトバイオが入った。
雨中の淀がどよめく、圧巻の強さだった。2周目の3〜4コーナーで後方にいた
エネルジコがジワジワと上がると、最後の直線で末脚が爆発。あっという間に先頭に立ち、猛追する
エリキングも寄せつけず、ゴールを駆け抜けた。
23年
ドゥレッツァ、24年
アーバンシックに続く勝利で前人未到の記録を成し遂げたルメールは「(3連覇は)信じられない。長い距離だし、G1だし、勝つの難しいけど、毎年強い馬に乗って、スタミナのある馬に乗って」と喜び、「スムーズな競馬で勝つことができた。
エネルジコはいい脚を使ってくれた」と相棒をたたえた。