<京都競馬 11R菊花賞>13着の終わり引き揚げるマイユニバース(撮影・奥 調)
◇G1・菊花賞(2025年10月26日 京都芝3000メートル)
クラシック最終戦となるG1「菊花賞」が26日、京都競馬場で行われ、4番人気の
マイユニバースは13着に沈んだ。ラスト1冠を手にしたのは1番人気の
エネルジコ。2着は2番人気の
エリキング、13番人気の
エキサイトバイオが3着に入った。
武豊は、逃げも予想された中で「スタートが遅くて切り替えた」と振り返り。「向正面はいい感じだったが、(最終)4角を回って手応えがなくなった」と語った。
レースはジーティーアマダンが逃げる形の序盤。人気の
エネルジコ、
エリキング、武豊騎乗の
マイユニバースが後方からジワリ外から上がっていく展開に。最後の直線で
エネルジコが抜け出し、そのまま鋭い脚で後続を引き離し、2着
エリキングに2馬身差をつけてクラシック最後の1冠のゴールを駆け抜けた。
エネルジコ鞍上のルメールは3年連続の菊制覇。武豊に並ぶ菊花賞通算5勝目となった。
▼菊花賞 1938年、イギリスのセントレジャーに範を取って京都芝3000メートルで創設。2度の坂越えがあり、
スピード、スタミナ、操縦性など総合力が問われる。