JBCレディスクラシック2025に出走予定のオーサムリザルト(今年8月撮影、ユーザー提供:Kyo-@さん)
 
 武豊騎手が
オーサムリザルト(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)で、JBCレディスクラシック(3歳上牝・JpnI・ダ1800m)の6年ぶり2勝目を狙う。
 武豊騎手はこれまでJBCレディスクラシックに6回騎乗している。初参戦の11年は
ラヴェリータで2着。17年にも
プリンシアコメータで2着に食い込むと、5回目の参戦となった19年に
ヤマニンアンプリメで初制覇を果たした。さらに21年には
リネンファッションで3着に健闘しているので、相性のいいレースといえるだろう。
 今年のパートナーは
オーサムリザルトだ。米三冠馬の
ジャスティファイ(
Justify)の産駒となる米国産馬。デビューから無傷の7連勝で24年のエンプレス杯とブリーダーズゴールドCを制覇。その後、BCディスタフを目指したが、米国到着後の獣医検査に引っ掛かって出走取消になった。心機一転、帰国初戦となった今年のクイーン賞を制して連勝を8に伸ばしたものの、続くエンプレス杯が初黒星となる2着。さらに連覇を狙った前走のブリーダーズゴールドCでは過去最低となる3着に沈んだ。迎える今回は初のJpnI参戦。何としても巻き返し、牝馬ダー
トナンバーワンの座を掴み取りたいところだ。
 武豊騎手にとっては近6戦を含め、10戦中8戦で手綱をとっている勝手知ったるパートナーだ。大一番で復活の勝利に導くことを期待したい。
【武豊騎手のJBCレディスクラシック成績】
・11年2着
ラヴェリータ・15年13着
キャニオンバレー・17年2着
プリンシアコメータ・18年10着
プリンシアコメータ・19年1着
ヤマニンアンプリメ・21年3着
リネンファッション