JBCクラシック2025に出走予定のミッキーファイト(今年7月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
 
 C.ルメール騎手が
ミッキーファイト(牡4、美浦・田中博康厩舎)で、JBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ1800m)の初制覇を狙う。
 ルメール騎手はこれまでJBCクラシックに5回騎乗。14年に
クリソライトで2着、18年の
サンライズソアと20年の
チュウワウィザードで3着があるものの、惜しくも勝利には手が届いていない。
 5年ぶりの参戦となる今年のパートナーは
ミッキーファイトだ。父が
ドレフォン、曾祖母が
エアグルーヴという良血で、通算成績は【6-1-2-0】の複勝率100%。GIとJpnIでは24年のジャパンダートクラシックが2着、今年のフェブラリーSが3着と悔しいレースが続いたものの、前走の帝王賞を1番人気に応えて快勝。待望の
ビッグタイトルを手にしている。超大型馬らしく伸び代はたっぷりあるので、今後のダート界を担っていく存在であることは間違いない。ルメール騎手は前々走の
アンタレスSからコンビを組んで2戦2勝。名手だけに言うまでもないが、相性は
バッチリだ。
 意外に思われるかもしれないが、ルメール騎手はJBCの全4競走を通して、18年のJBCスプリントの
グレイスフルリープの1勝のみ。当時は京都開催だったので、地方開催のJBCは未勝利となる。ここで遂に「初勝利」となるか。GI請負人の手綱捌きに要注目したい。
【ルメール騎手のJBCクラシック成績】
・14年2着
クリソライト・16年4着
ノンコノユメ・17年6着
オールブラッシュ・18年3着
サンライズソア・20年3着
チュウワウィザード