2歳未勝利に出走予定のグランマエストロ(今年8月撮影、ユーザー提供:たろさん)
名牝
グランアレグリアの初仔となる
グランマエストロ(牡2、美浦・木村哲也厩舎)が、日曜東京1Rの2歳未勝利(芝1600m)で初勝利を狙う。
グランマエストロは父
エピファネイア、母グランアレグリア、母の父ディープインパクトの血統。母は19年の桜花賞、20年の安田記念とスプリンターズSとマイルCS、21年のヴィクトリアマイルとマイルCSを制した名牝。祖母の
タピッツフライは米の芝G1を2勝している。馬名の意味由来は「巨匠(西)」。サンデーサラブレッドクラブにおいて総額2億円で募集された。
8月に新潟芝1400mでデビュー。単勝1.7倍の圧倒的1番人気に推されながら8着に終わったが、結果的に当時は良化途上だったようだ。リフレッシュを挟んで迎える今回、さすがに短期間で大幅な成長とはいかないだろうが、一度使われた上積みはあるはず。今度こそは良血らしい走りで初勝利をつかみ取ってほしい。