ネクストスター園田を制したエイシンイワハシルと関係者(撮影・中山伸治)
「
ネクストスター園田」(29日、園田)
2番人気の
エイシンイワハシルが2番手から直線で一気に抜け出して快勝。前走の兵庫ジュベナイルカップに続いて重賞連勝を成し遂げた。2着は1番人気の
リーガルタイムが6番手から追い込んで続き、3着には3番人気の
エイシンリガーズが逃げ粘った。
エイシンイワハシルが潜在能力の高さをさらにアピールした。ホッカイドウから転入すると2戦続けて重賞制覇。「一度使って馬体が締まってきた。追い切りは馬なりでいい時計。余力を残して仕上げたが」と坂本和師。まだまだ上積みを見込める愛馬に期待が膨らむ。
レースは想定通りで会心の勝利。「
アングレか
エイシンリガーズが逃げると思ったので、2番手でついて行くつもりだった」と大山龍。向正面からペースを上げて、4角で逃げる
エイシンリガーズに並ぶと一方的に突き放した。「調教では息の入り方が良くなり、ずっと同じテンポで走れる。安心して乗れた」と相棒の能力に感嘆する。
次走は来月のダート
グレードを予定。「オーナーと話して決めた。兵庫ジュニアグランプリ・Jpn2(11月27日・園田)で強い相手と戦う。そこから園田ジュニアカップ(12月31日・園田)を目指して」と坂本和師。兵庫の2歳王者を目指して王道をばく進する。