◆第172回天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)=10月31日、栗東トレセン
     年内での引退が決まっている
ジャスティンパレス(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト)は坂路を69秒5―16秒6でキャンター。力強いフットワークで駆け上がった。前日30日に決まったのは内寄りの3番枠。「内で良かった。ロスなくいけるので」と杉山晴調教師は納得の表情を浮かべた。
     「走り慣れていますからね」とトレーナーが指摘するように、3年連続の参戦で過去2年は2、4着と上位争いに加わっている。近走はテンにズブくなり、後方から末脚を生かす
スタイル。「遅いよりは速いほうがいい」。23年天皇賞・春でG1制覇した豊富なスタミナを生かせるタフな流れを希望するだけに、
メイショウタバルなどが引っ張る流れは歓迎だ。