◆第172回天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)=10月31日、美浦トレセン
     最内枠から一発を狙う
コスモキュランダは、角馬場で入念に体をほぐした後にダートコースへ。力強いかき込みで弾むようなキャンターを披露した。加藤士調教師は「角馬場もコースもピリッとしてスイッチが入ってきている。ここまでピリッとしているのは初めて。状態はかなりいいですよ」と不敵な笑みを浮かべる。
     31日の午後からは雨予報。当日までにどれくらい影響が残るかは分からないが、87年以降、稍重〜不良は8回で、そのうち6回は1番か2番が3着以内に好走している。指揮官は「雨の時は内枠の成績が良かったのでいいと思います。展開がはまってくれれば」。昨年の皐月賞2着馬が大駆けを狙っている。