◆第30回ファンタジーS・G3(11月1日、京都競馬場・芝1400メートル)
     11月1日に行われる2歳牝馬によるファンタジーS・G3(芝1400メートル)は、重賞勝ち馬はおらず、キャリアの浅い馬がそろい混戦模様だ。その難解な一戦を「血統」からひもといてみた。
     ピックアップされるのは、
ブラックチャリス。母ゴールドチャリスは20年のスポーツ報知杯中京2歳S(当時)など1200〜1400メートルで3勝。近親の
グレイルは17年京都2歳Sを勝っている。2歳時から力を発揮できる仕上がりの早い母系だ。     
キタサンブラック産駒は23年以降の京都芝1400メートル(外回り)で4勝を挙げており、勝率、連対率26・7%、3着内率53・3%は10頭以上の出走ではすべてトップの数字を残している。