◆第18回ブ
リーダーズCジュベナイルフィリーズターフ・G1(10月31日、米
デルマー競馬場・芝1600メートル)
米国競馬の祭典のなかで、2歳牝馬によるレースは12頭で争われ、日本から2歳馬で唯一遠征していた
スウィッチインラヴ(栗東・矢作芳人厩舎、父
コントレイル)は11着だった。
スタートよくハナをきってレースを進めるも、直線手前では後続に並びかけられ、脚を伸ばすことはできず。勝った
バランティナなど上位勢には大きく差をつけられた。
矢作厩舎によるブ
リーダーズカップ3勝目、日本の2歳馬による海外G1初制覇のかかった一戦だったが、勝利をつかむことはできなかった。
同馬は今回もコンビを組んだ坂井瑠星騎手とのコンビで8月の中京でデビュー。ゴール前で鮮やかに差し切り、初陣を飾った。続く野路菊Sでは先手を奪い、
アランカールの末脚には屈したが、3着馬に4馬身差。地力の高さを証明し、海を渡っての挑戦だった。
現役時代に矢作師が管理していた3冠馬の父は海外出走が無く、今回は産駒の海外重賞初挑戦だったが勝利はならなかった。しかし、まだ2歳秋。この貴重な経験を糧に成長した姿で、日本へ戻ってくる。