京都11Rの第30回ファンタジーステークス(2歳GIII・牝馬・芝1400m)は1番人気
フェスティバルヒル(C.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分20秒9(良)。クビ差の2着に10番人気
ショウナンカリス、さらにハナ差の3着に3番人気
メイショウハッケイが入った。
フェスティバルヒルは栗東・四位洋文厩舎の2歳牝馬で、父
サートゥルナーリア、母ミュージアムヒル(母の父ハーツクライ)。通算成績は3戦2勝。
レース後のコメント
1着
フェスティバルヒル(C.デムーロ騎手)
「レース自体は後方からで、いいポジションかと言われると、そうではありませんでした。後ろになってどうなるかと思いましたが、直線では反応してくれて、とてもいい脚を見せてくれました」
2着
ショウナンカリス(池添謙一騎手)
「力むところがあるので、折り合いに気をつけながらでした。坂の登りからくだりにかけて、噛んでいるところはありました。それ以外は上手でした。直線も脚を使って、先頭に立つ瞬間もありましたが、内から差される形になり、最後は少し鈍ってしまいました。スタミナがもう少しつけばと思います。成長していますし、今日に関してはよく頑張ってくれたと思います」
3着
メイショウハッケイ(武豊騎手)
「惜しかったです。スタートは両サイドから挟まれましたが、その後はスムーズでした。直線も伸びていますが、もう少し決め手があればと思います」
4着
ブラックチャリス(浜中俊騎手)
「レースはスムーズで、よく頑張ってくれています。落鉄をしていたとはいえ、勝ち馬はあそこから差し切るのですから、強かったです。この馬自身最後まで頑張ってくれています」
5着
ベレーバスク(丹内祐次騎手)
「良い競馬をして、良いところを見せられました。もう少しでした。力は見せてくれました」
6着
ポペット(横山典弘騎手)
「精神的にまだまだです」
(高橋康之調教師)
「ゲートを驚いて出てしまいました。課題としては騎手と話をしていたことですが、調教では折り合うものの、まだハミの取り方ができていないところです。今日は予想以上に馬に気が入り過ぎて、ハミをうまく取りきれないところがありました。それでも、最後、あそこまで来ているのですから、課題に挑みつつ修正していこうと思っています。もう少し良いフォームにしたいです。走り方を変えたいところがあります」
7着
メイプルハッピー(亀田温心騎手)
「もう少しやれるかと期待していました。ポジションは思った通り運べました。馬場も差しの馬場になり、馬の後ろで怯むところもありませんでした。ただ、思ったより切れなかったので、前で運んだ方が良かったのかなとも思いました」
8着
ナオミライトニング(北村友一騎手)
「競馬では落ち着いていました。自分のリズムで競馬ができたと思います。もうひとつ急かして、ポジションを取りに行ってもよかったかもしれません」
11着
シラヌイ(吉村誠之助騎手)
「距離が少し長いです。1200mがいいかなと思います」