「みやこS・G3」(9日、京都)
チャンピオンズC(12月7日、中京)の前哨戦。日本テレビ盃で
フォーエバーヤングに食い下がった
レヴォントゥレットが重賞初Vを狙う。最後は力尽きて2着に敗れたが、BCクラシックを制した絶対王者に真っ向勝負を挑み、見せ場十分の内容だった。1週前追い切りは栗東CWの併せ馬で6F82秒2-11秒7をマークし、パートナーに0秒2先着。迫力満点の動きで文句なしのA評価。タイトル奪取はもう目前だ。
帝王賞は首差で勝利を逃した
アウトレンジ。好位のインで立ち回り、直線で外に持ちだすと、自慢の末脚を爆発させてゴール前で強襲。勝った
ミッキーファイトにあと一歩届かなかったが、G1級レベルを証明した。1週前追い切りは、栗東CWで6F80秒5-11秒5。23日にも好時計をマークと復帰戦に向けて態勢は整った。V発進を決め、秋の大舞台へ。
JBCレディスクラシックを除外となって、こちらにスライド参戦してきた
ダブルハートボンド。前走のブリーダーズゴールドCで2着に敗れ、デビューからの連勝が5でストップしたものの、2000メートルの距離が微妙に長かった印象も。4戦4勝のダート1800メートルで再進撃を開始する。
エルムSを制して久々の重賞タイトルを手にした
ペリエール。レース後は休養に入り、秋に備えた。1週前追い切りは、美浦Wの3頭併せで6F81秒2-11秒4を記録して併入。ここを目標に順調に調整が進んでいる。距離延長に対応できれば今後の選択肢が広がる。
目下の充実ぶりが目立つ
サイモンザナドゥ。3勝クラスを勝ち上がると、重賞初挑戦の
シリウスSでは勝ち馬と半馬身差の2着と、ここにきての地力強化が著しい。引き続き、好気配を保っており軽視は禁物だ。