京都ダート1800メートル戦で行われるG3「第15回みやこS」(9日)はダートの実力馬が集結。ここを
ステップにG1チャンピオンズC(12月7日、中京)に乗り込む馬もいるだろう。
主役は充実一途の
アウトレンジ。5月の平安SでJRA重賞初制覇を飾った。勢いに乗って挑んだ帝王賞でも、
ミッキーファイトの2着に食い込んだ。昨年のみやこSは2着だったが、11番人気の伏兵扱い。今年は堂々主役としてラ
イバルを迎え撃つ。
実力なら
ラムジェットも互角。3歳時に東京ダービーを制した素質馬。以降は久しく勝利から遠ざかっているが、サウジアラビア、UAE、そして前走の韓国遠征(コリアカップ3着)と、海外を転戦しキャリアを積んだ。3歳時に初重賞制覇(ユニコーンS)を飾った、思い出の京都で復権を誓う。
さらに今夏の北海道遠征で大沼S、エルムSを連勝した
ペリエールの勢いも脅威。新興勢力としては10月の日テレ盃で
フォーエバーヤングの2着に好走した
レヴォントゥレット、6戦5勝の戦績を誇る4歳牝馬
ダブルハートボンドの挑戦も興味深い。実績馬と上がり馬が激突。火花を散らすハイレベルな一戦になる。