マスカレードボール(右)が直線で抜け出しG1初制覇
◆第172回天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル、良)
第172回天皇賞・秋は2日、東京競馬場で行われ、日本ダービー2着から直行で臨んだ1番人気の
マスカレードボールがG1初制覇。史上6頭目の3歳馬Vを果たした。クリストフ・ルメール騎手(46)=栗東・フリー=は秋華賞(
エンブロイダリー)、菊花賞(
エネルジコ)に続く3週連続のG1勝利。2着には同じく3歳の皐月賞馬
ミュージアムマイルが入った。
【レースメモ】
◆クリストフ・ルメール騎手 23年
イクイノックス以来、6勝目。G1は今年4勝目、通算57勝目。重賞は今年9勝目、通算168勝目。
◆手塚貴久調教師 延べ5頭の出走で初勝利。G1は23年皐月賞(
ソールオリエンス)以来、通算10勝目。重賞は新潟2歳S(
リアライズシリウス)以来の今年3勝目、通算41勝目。
◆
ドゥラメンテ産駒 延べ2頭の出走で初勝利。G1は今年2勝目、通算15勝目。重賞は今年5勝目、通算31勝目。
◆社台レースホース 96年バブルガムフェロー以来、通算3勝目。G1は安田記念(
ジャンタルマンタル)以来の今年2勝目、通算40勝目。重賞はアルテミスS(
フィロステファニ)に続く今年5勝目、通算275勝目。
◆社台
ファーム 14年
スピルバーグ以来、通算7勝目。G1は安田記念以来、今年4勝目、記録のある1986年以降で通算108勝目(ほかにJG1・3勝)。重賞はアルテミスSに続く今年17勝目、86年以降で通算575勝目。(記録はすべてJRA)