ウィルソンテソーロと川田将雅騎手(カメラ・越川 亙)
◆第25回JBCクラシック・Jpn1(11月3日、船橋競馬場・ダート1800メートル、稍重)
ダート競馬の祭典で、1着賞金1億円を目指して戦う大一番に13頭(JRA6、船橋1、大井4、川崎1、兵庫1=
ホウオウトゥルースは競走除外)が出走し、JRAから参戦した2番人気の
ウィルソンテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父
キタサンブラック)は、連覇ならず5着に終わった。
川田将雅騎手は佐賀で行われた昨年の同馬に加え、19年
チュウワウィザード、20年
クリソベリルでも勝っていたが、4勝目とはならなかった。同馬は前走の南部杯で2度目のJpn1勝利を飾っていた。
1着は1番人気でJRAの
ミッキーファイト(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父
ドレフォン)で、勝ち時計は1分52秒0。JRAの
メイショウハリオ(浜中俊騎手)が7番人気で2着。大井の
サントノーレ(矢野貴之騎手)が3番人気で3着だった。
高木登調教師(
ウィルソンテソーロ=5着)「4角から少しバタバタになって、これまでにないくらい動けなかった。返し馬では状態が良く、前走の反動はなく感じたが、目に見えない疲れがあったのか」
藤岡佑介騎手(
キングズソード=4着)「一度使われて気持が乗ったし、体も動いていた。ただ向こう正面で手応えがなくなり、3角で厳しくなった。そこで無理をしなかったぶん、下がった馬をかわせた。左回りだとコーナーで加速していけないところがあるし、もう少し状態も戻ってほしい」