◆第25回JBCクラシック・Jpn1(11月3日、船橋競馬場・ダート1800メートル)
ダート競馬の祭典で、1着賞金1億円を目指して戦う大一番に13頭(JRA6、船橋1、大井4、川崎1、兵庫1=
ホウオウトゥルースは競走除外)が出走し、単勝1・7倍で断然人気のJRAの
ミッキーファイト(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父
ドレフォン)が4コーナー先頭から押し切って2度目のJpn1勝利を飾った。
秋華賞(
エンブロイダリー)、菊花賞(
エネルジコ)、前日2日の天皇賞・秋(
マスカレードボール)と3週連続G1勝利のクリストフ・ルメール騎手は、2日連続のビッグレース勝利。JBCクラシックは初勝利となった。勝ち時計は1分52秒0。
同馬は
フォーエバーヤングを筆頭に、ダートの強豪がそろう4歳世代の一角。これで重賞5勝目とした。7月の帝王賞に続くJpn1勝利を決め、今後の活躍が期待される。
JRAの
メイショウハリオ(浜中俊騎手)が7番人気で2着。大井の
サントノーレ(矢野貴之騎手)が3番人気で3着だった。
クリストフ・ルメール騎手(
ミッキーファイト=1着)「(強かったですね)強いわ。やっぱりすごいね。向こう正面からすごくいい脚を使ってくれました。ずっと伸びてくれました。強い馬で安全に乗りました。
(状態は)きょう馬の状態は完璧でした。この間より良かった思います。1800メートルもピッタリな距離で自信を持って乗りました。
(初めての船橋コース)心配していませんでした。とても乗りやすく経験のある馬で、どこでもいいパフォーマンスを出せると思います。直線でいい反応をしてくれましたので、早めに完全なリードを取れました。その後は気持ち良かったです。
(これから先の活躍は)ダートの一番高いレースに行けると思います。レースを選べます。能力があるので、またG1レベルでいいパフォーマンスができる。
(2日続けてのビッグレース勝利)僕にとっていい時期です。毎競走、ベストパフォーマンスを
トライします。いい馬で勝つことができて、うれしいです。たくさんG1があるので、また頑張りたいです」