◆第61回京王杯2歳S・G2(11月8日、東京競馬場・芝1400メートル)=5日、栗東トレセン
第61回京王杯2歳S・G2(8日、東京)でG1級4連勝中のルメールと初コンビとなる
ダイヤモンドノットが、重賞初制覇へ向け、充実ぶりをアピールした。
軽やかに駆け抜けた。福永調教師を背に、栗東・坂路を単走。リズム良い走りで52秒6―12秒6をマークした。「予定より速くなったけど、疲れもなくいい動きでした」。手綱からも好調ぶりが伝わった。中2週の出走になるが、1週前には坂路を54秒5―12秒5。軽い調整でも、すでに体は仕上がっている。
前走のもみじSは2番手から上がり最速33秒3の脚を伸ばし、スローペースで逃げた勝ち馬の半馬身差2着。「2番手で脚をためて、上がりの脚も速かったし、走破時計も優秀でした」。6月デビューながらキャリア5戦目となるタフな馬だ。「大きなダメージもなく順調です。条件的には期待している舞台です」と福永師。軽く切れる末脚で、初タイトルを狙う。(松ケ下 純平)