坂井瑠星騎手が騎乗し、CWコース馬ナリで好時計をマークしたアドマイヤマツリ(カメラ・高橋 由二)
◆第50回エリザベス女王杯・G1(11月16日、京都・芝2200メートル)1週前追い切り=6日、栗東トレセン
出走する
アドマイヤマツリが滞在中の栗東トレセンで1週前追い切りを行った。
初コンビを組む坂井が騎乗し、CWコースで単走。行きたがって折り合いを欠いたが、時計は6ハロン79秒9―11秒6と上々だった。坂井は「能力はあるけど、発揮させるのが難しそう」と率直な感想。西野助手は「しっかり負荷をかけてもらいました。一生懸命すぎるところがあるので、改善できれば」と話した。
力みがちな精神面を考慮し、初めて関西圏のレースに臨む今回は栗東滞在を選択。西野助手は「体重が落ちたところはないですし、カイ食いも変わらないです」とうなずく。今年は福島牝馬Sで重賞を初制覇し、ヴィクトリアマイルでG1にも挑戦するなど充実の一年。秋の大一番に向け、仕上げを進める。(水納 愛美)