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矢作調教師が福島2Rで海外、地方を含めた通算1000勝を達成 「重きを置く記録」「感慨深いなんてものじゃない」

2025年11月09日 11:40

通算1000勝を達成した矢作芳人調教師(カメラ・荒牧 徹)

 矢作芳人調教師=栗東=が11月9日、アンジュプロミス(牝2歳、父ドレフォン)を送り出した福島2R(芝1200メートル=16頭立て)を勝ち、JRAに海外、地方を含めた通算1000勝に到達した。

 誰よりも重みを感じていた。JRAでの936勝に加え、地方では重賞18勝を含む47勝。そして、海外では日本人トップのG1・10勝を含む17勝を挙げる。

 「開業した頃(2005年)を考えると、ここまで勝つとはね。本当にBCクラシック以上に実感はわかないけど、感慨深いなんてものじゃない。節目の数字のたびに思うけど、本当に感謝ですよね」

 常にベストの選択肢を求め、国内外を駆け巡り、あらゆるフィールドで結果を残してきたからこそ到達した大台だ。

 「JRAだけの勝利数も大事だけど、そうなるとBCクラシックだってないわけで、うちとしてはこの記録に重きを置くのは当然です」

 数字だけではない。大台到達へ導いたのは厩舎所属の弟子、古川奈穂騎手。先週は同じく厩舎所属の坂井瑠星騎手が騎乗するフォーエバーヤングでアメリカ競馬の最高峰、BCクラシックも制した。馬だけではなく、人も育てる。今やチーム矢作は間違いなく、日本競馬の中心に立っている。

 「弟子にも恵まれているよね。本当に真面目だし。この時代は(弟子を預かるということが)難しい面はあるけど、こうやってできるんだというところを見せたい面もある。ええかっこしいだからね」

 開業21年目。一瞬の充足感こそあっても、この数字で立ち止まることはない。

 「欲を言えばケンタッキーダービーか凱旋門賞のどちらかを取りたい。あとは、毎年のようにリーディングを目指していきたい。今年もまだあきらめていないしね。この数字で達成感や燃え尽きるなんてことはないですよ」

 生粋のホースマンの視線は輝きを増し、さらなる高みを見据えている。(山本 武志)

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