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【みやこS】ダブルハートボンド JRAレコード衝撃V! “最強”4歳世代からまた大物誕生

2025年11月10日 05:25

<京都11R・みやこS>JRAレコードで快勝するダブルハートボンド(撮影・平嶋 理子)

 衝撃の速さだった。ダブルハートボンドが先頭でゴールを駆け抜けた後、モニターに赤字で映し出された「レコード」の4文字。勝ち時計1分47秒5はスマハマが19年名鉄杯(中京、重馬場)でマークしたダート1800メートルのJRAレコードを0秒1塗り替えた。坂井は「今日の馬場傾向的にレコードは出そうだなと。あのペースでも、うなって行くような手応え。非常に強い内容でした」とパートナーの能力を称えた。

 降りしきる雨でダートは10Rから不良馬場。それでも前半5F59秒3は速い。他の先行勢の手応えが怪しくなる中、2番手から3角過ぎで先頭へ。直線でトップギアに入り、リードを広げた。サイモンザナドゥが追い上げると左ステッキで鼓舞し、もうひと伸び。「いつもあそこからひと踏ん張りしてくれる馬。何とか決めてくれると思いました」と信頼は揺るがず、そのまま首差で振り切った。

 4歳秋にしてメンバー最少のキャリア7戦目。その全てで手綱を取り「デビュー前から素質の高さを感じました」と振り返る。昨年8月の未勝利戦デビューで6馬身差Vを飾ると無傷の5連勝。それでも体質の弱さや骨折などから出世に時間がかかった。前走ブリーダーズGC2着で初黒星を喫し、次走予定のJBCレディスクラシックに選定されず、ここへ。大久保師は「(あの敗戦で)また成長したのかも。よく勝ってくれました」と目を細めた。

 第15回を迎えた当レースにおいて牝馬の参戦は今年の2頭を含め、わずか9頭。今回が初勝利となった。BCクラシック制覇を成し遂げたフォーエバーヤング、JBCクラシック制覇のミッキーファイトと同じ4歳世代からまた大物が誕生した。今後については優先出走権を得たチャンピオンズCが視野に入る。「この時計で走ったので心配だけど、脱鞍してからの歩きを見ると大丈夫だと思う。しっかりケアしたい」と大舞台を見据えた。伸びしろたっぷりのヒロイン候補がダート界の頂を目指して突き進む。

 ◆ダブルハートボンド 父キズナ 母パーシステントリー(母の父スモークグラッケン)21年2月3日生まれ 牝4歳 栗東・大久保厩舎所属 馬主・シルクレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績7戦6勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億2169万2000円 馬名の由来は二つの+愛情をつなぐ(父名、本馬の馬体より連想)。

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