11月16日の京都5Rの新馬戦(芝2000メートル)でデビューする
ロングトールサリー(牝2歳、栗東・福永祐一厩舎、父
キタサンブラック)に注目。夏に一度入厩してから放牧に出されたが、ひと息入れた効果で動きも軽快。5日に栗東・CWコースで6ハロン80秒6―11秒7をマーク。3歳2勝クラスの
メイショウハチローに4馬身先着した。12日の最終追いでも4歳3勝クラスの
アスクデビューモアに併入と仕上がりが進んでいる。
福永調教師は「ある程度追い切りはしっかりやれているし、いい状態で使えます」とうなずいた。3週続けて福永師自らが熱心に追い切りにまたがっており、期待のほどがうかがえる。「性格もおとなしい。あまり注文のつかない馬ですね。軽い走りで、いい脚を長く使う。距離の2000メートルは合うと思います」と指揮官。鞍上に武豊騎手を配し、楽しみな初陣になりそうだ。