デビューVを飾ったマテンロウネイビー(手前、カメラ・荒牧 徹)
11月16日の東京5R・2歳新馬(芝1600メートル=12頭立て)は
マテンロウネイビー(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父
ヴァンセンヌ)が5番人気でデビュー戦を勝利で飾った。勝ち時計は1分34秒9(良)
スタートはひと息だったが、序盤で5〜6番手まで押し上げると、直線は上がり最速34秒3をマークして2着との接戦を首差で制した。「まだ(体が)かなり緩いなかでよく勝ってくれた」と頑張りをたたえた。
父の
ヴァンセンヌは15年の東京新聞杯で重賞を制したが、G1は同年の安田記念2着が最高成績。父子ともに管理する松永幹夫調教師は「いい勝ち方だった。お父さんを越えてほしいですね」と先々に期待した。