北村友一騎手騎乗のアクセスがV(カメラ・高橋 由二)
11月16日の京都5R・2歳新馬(芝2000メートル=9頭立て)は単勝1番人気で北村友一騎手=栗東・フリー=騎乗だったアクセス(牡、栗東・上村洋行厩舎、父
キセキ)が好位から抜け出し、人気を分け合っていた
ロングトールサリー(牝、栗東・福永祐一厩舎、父
キタサンブラック)に3馬身差をつける完勝でデビュー戦を飾った。勝ち時計は2分1秒9(良)。
スタートでダッシュがつかなかったが、勝負どころでスッと位置を押し上げ、前を射程圏に。馬場の真ん中に持ち出された直線でもしっかりとした加速で脚を伸ばし、一気に後続を突き放した。
北村友騎手は今週、新馬戦で3戦3勝と好調。「調教をやるごとにすごく良くなって、落ち着きも出てきたし、やるごとに良くなる珍しい馬です。フットワークがすごくいいし、期待していましたが、期待通りに走ってくれました」と振り返り、「気性的に少し幼い部分があるが、そのあたりは使いつつ良くなってくると思いますし、まだ伸びしろがすごくある馬です」と高く評価した。
上村調教師は「調教通りでした。まだ余裕もありましたね。素質はかなりありそう。距離が延びても大丈夫だと思います」と満足そうな表情だった。次走は未定。