12着のエリカエクスプレスと武豊騎手(手前)(カメラ・豊田 秀一)
◆第50回エリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル、良)
牝馬16頭立てで争われ、5番人気で武豊騎手騎乗の
エリカエクスプレス(3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父
エピファネイア)は、12着に敗れた。ハナを切ってレースを進めるも、直線は後続にのみ込まれた。
今春の牝馬3冠戦線では桜花賞5着、オークス10着、秋華賞2着だったが、またもG1初制覇はならなかった。
武豊騎手は、01年
トゥザヴィクトリー、02年
ファインモーション、03&04年
アドマイヤグルーヴでの4連覇で歴代最多勝利記録を持つが、自身の記録を更新する5勝目はならなかった。
勝ったのは1番人気で戸崎圭太騎手騎乗の
レガレイラ(4歳、美浦・木村哲也厩舎、父
スワーヴリチャード)。勝ち時計は2分11秒0。
2着は4番人気の
パラディレーヌ(岩田望来騎手)、3着は9番人気の
ライラック(藤岡佑介騎手)だった。
武豊騎手(
エリカエクスプレス=12着)「前走より
テンションが高くなくて、道中はいい感じで走れた。距離が長いのかな。外回りがしんどかった」