◆第42回マイルCS・G1(11月23日、京都競馬場・芝1600メートル)
今年はG1を2勝以上している馬が4頭もエントリーし、重賞4勝の
レーベンスティール(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父
リアルスティール)でさえ実績的には2番手集団といったところ。その重賞成績も1800メートルと2200メートルで2勝ずつと、マイルG1では一枚落ちの評価となるかもしれないが、とにかく美浦・Wコースでの1週前追い切りが素晴らしい動きだった。
管理する田中博康調教師も「体も良く動くし、ハミ取りは強いですが、こういったときの方が走っていますから」と手応えを感じていた。能力的には十分にG1に手が届く馬だと感じているだけに、最終追い切りまでしっかりチェックしたい。(西山 智昭)