11月30日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)。欧州でG1・3連勝中の
カランダガンを迎え、
マスカレードボールや
クロワデュノールなどの好メンバーが府中で激突する。東京競馬の年内ラストを飾る大一番でかつて生まれた記録とは。種牡馬にスポットを当て、ベスト3をランキング形式で紹介する。
■3位 ハーツクライ産駒【3-1-2-21】
産駒延べ4頭目の出走となった14年に
ジャスタウェイが2着と見せ場をつくる。16年に3着だった
シュヴァルグランは、17年に5番人気で出走し、
キタサンブラックを破る金星で父が2着だったレースのタイトルを手にした。18年には
スワーヴリチャードが3着に入ると、翌年に3番人気で白星ゲット。23年に4着の
ドウデュースは、昨年1番人気に応えて勝利した。ハーツクライ産駒は晩成型といわれるだけあってか、2回目の出走で着順が上げる傾向があった。
■2位 サンデーサイレンス産駒【3-1-3-36】
歴史的大種牡馬として知られるが、
ジャパンCの記録にも名を刻んでいる。97年バブルガムフェロー、98年スペシャルウィークと、共に1番人気ながら3着に終わったものの、99年にスペシャルウィークが白星。その後はしばらく産駒の好走はなかったが、04年にゼンノロブロイが勝利を挙げると、06年にはディープインパクトが制した。延べ41頭の出走はレース史上最多で、2位のディープインパクトに5頭の差を付けている。
■1位 ディープインパクト産駒【4-5-3-24】
自身も06年に制しているが、父としても延べ4頭の勝ち馬を出している。産駒初出走となった12年に
ジェンティルドンナが勝利。翌年には同馬が連覇を達成し、2着には同じディープ産駒の
デニムアンドルビーが入った。15年も
ショウナンパンドラと
ラストインパクトで同産駒ワンツー。21年には
コントレイルが白星を飾り、父に4勝目を届けた。現5歳がラストクロップとなる。
【
ジャパンCで産駒が2勝以上を挙げた種牡馬】
ディープインパクト 4勝
サンデーサイレンス 3勝
ハーツクライ 3勝
Kingmambo 2勝
ロードカナロア 2勝