JRAは18日、2026年度の事業計画案と収支予算案を発表した。勝馬投票券発売金収入案は3兆3811億円(対前年比103・5%、海外競馬発売金を含まず)。5年連続で対前年比プラス、5年連続で3兆円超えとなった。
事業計画では国際交流競走の褒賞金と経費補助制度を全面的に見直し、来年1月1日から新たな制度を導入する。褒賞金は
ジャパンCを頂点とし、世界の主要G1成績に応じた新たな褒賞金体系を導入する。
ジャパンCでは特別指定外国競走の英ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、インターナショナルS、英チャンピオンS、愛チャンピオンS、凱旋門賞、ブ
リーダーズCターフの7競走の2年以内の1着馬が
ジャパンCを優勝すると、500万ドル(約7億5000万円)の褒賞金が与えられ、優勝賞金5億円と合わせ、計12億5千万円の“超高額金”となる。現在、世界最高優勝賞金額を誇るサウジカップの1000万ドル(約15億円=今年
フォーエバーヤング)に迫る高額
マネーで、各国の超一流馬の参戦促進を見込んでいる。