◆第30回東京スポーツ杯・G2(11月24日、東京競馬場・芝1800メートル)追い切り=21日、美浦トレセン
新馬戦からの連勝を狙う
ライヒスアドラー(牡2歳、美浦・上原佑紀厩舎、父
シスキン)は、佐々木大輔騎手を背にWコースで併せ馬。
ミエノストロング(2歳新馬)を1馬身追走し、直線入り口で並びかけ内から併入した。タイムは馬なりで6ハロン84秒2―11秒7。軽めながらもしっかりと脚を伸ばしており、状態の良さがうかがえる。
上原佑調教師は「先週の追い切りでちょっと慌てて走るところがあったので、
リラックスして走らせたかった。折り合いもスムーズで手前の変換もできていたし、最終追い切りとしては満足のいく内容です」と手応えを口にした。
デビュー戦の上がり3ハロン33秒1は、中山・芝1800メートルの新馬戦でデータの確認できる1980年以降最速。素質の高さは間違いない。
コントレイル、
イクイノックスなど名馬が制した出世レースへ向けて、態勢は万全だ。