現地時間5日の凱旋門賞(仏G1)を制したザルカヴァ Zarkava(牝3、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、同レースを最後に引退。来春から繁殖入りすることが決まった。
ザルカヴァは、父Zamindar、母Zarkasha(その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。昨年9月のデビュー戦から、マルセルブサック賞(仏G1)、仏1000ギニー(仏G1)、仏オークス(仏G1)を制すなど連勝を伸ばし、ヴェルメイユ賞(仏G1)快勝から臨んだ凱旋門賞では1番人気に応え、93年のアーバンシー Urban Sea以来15年ぶりの牝馬による優勝、82年のアキーダ Akiyda以来26年ぶりの3歳牝馬による優勝という快挙を成し遂げていた。通算成績7戦7勝(重賞6勝)。
なお、初年度は03年の凱旋門賞馬ダラカニ Dalakhaniとの交配が予定されている。