◆第77回阪神ジュベナイルフィリーズ・G1(12月14日、阪神競馬場・芝1600メートル)=12月12日、栗東トレセン
無傷3連勝でのG1制覇を目指す良血
アランカール(牝2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
エピファネイア)は2枠4番からのスタートが決まった。この日は角馬場から坂路のキャンターで体をほぐし、ゲートの註立も確認。「前に行く馬ではないので、枠はどこでも良かったです。いい状態で使えそうなのが何よりですね」と斉藤崇調教師は好仕上がりにうなずいた。
「枠とかより、多頭数になってどうか」と課題を挙げたトレーナー。だが、新馬、野路菊Sともにラスト3ハロンはメンバー最速で快勝。「加速してからの
スピードはすごいですよね」とトレーナーも目を見張る破壊力抜群の末脚で勝負するだけだ。16年オークスを勝った母シンハライトに続くG1制覇への舞台は整った。