19日、京都競馬場で行われた4R・メイクデビュー京都(2歳新馬、芝1600m)は、内田博幸騎手騎乗の5番人気{horse=2006110130:テスタマッタ}(牡2、栗東・村山明厩舎)が、中団追走から鋭く伸びると、6番人気アーリーロブストをクビ差交わして差し切った。勝ちタイムは1分36秒1(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気ティアップゴールドが入り、1番人気ウィローパドックは9着に敗れた。
勝ったテスタマッタは、父Tapit、母Difficult(その父Concern)、祖母がメイトロンS(米G1)勝ち馬Wings of Joveという血統の米国産馬。今年の米・バレッツマーチセールにて6万ドルで落札されていた。馬名の由来はイタリア語で「クリエイティブな意味合いでクレイジー」。
なお、管理する村山明調教師(37)は、今年9月28日の初出走以来、12戦目にしてJRA初勝利となった。
【村山調教師のコメント】
「開業したらすぐにレースに出走できる馬がいるからと、以前から頼まれていた馬で勝つことができ、期待に応えられて大変うれしかったです。ここまで周りの人々に助けられてうまくくることができたので、そのことに感謝しています」