19日、京都競馬場で行われた第13回秋華賞(3歳牝、GI・芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の11番人気{horse=2005102480:ブラックエンブレム}(牝3、美浦・小島茂之厩舎)が、道中は中団の前めを追走。直線で馬群の内を突いて抜け出し、8番人気ムードインディゴに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。さらに1/2馬身差の3着には16番人気プロヴィナージュが逃げ粘り、3連単は10,982,020円のGI史上最高配当となった。1番人気トールポピーは10着、2番人気レジネッタは8着にそれぞれ敗れている。
勝ったブラックエンブレムは、父ウォーエンブレム、母がJRA1勝のヴァンドノワール(その父ヘクタープロテクター)という血統。昨年8月に札幌でデビューし、2戦目(東京・芝1600m)で初勝利。今年3月のきんせんか賞(500万下)で2勝目を挙げ、フラワーC(GIII)で重賞初制覇を飾った。続く桜花賞(GI)、オークス(GI)はそれぞれ10着、4着。秋初戦となった前走のローズS(GII)では15着に敗れていた。通算成績9戦4勝(重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。