19日、盛岡競馬場で行われた未来優駿 2歳重賞シリーズ第1戦・第28回若駒賞(2歳、ダート1600m、1着賞金250万円)は、関本淳騎手騎乗の1番人気
ワタリシンセイキ(牡2、岩手・三野宮通厩舎)が、中団追走から直線では後続を突き放し、3番人気
ダンストンジールに4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分41秒5(良)。さらに3馬身差の3着に10番人気
マヨノエンゼルが入った。
勝った
ワタリシンセイキは、父ビワシンセイキ、母がJRA2勝、地方1勝の
シャトーサウザンド(その父プラウドデボネア)という血統。今年7月にデビューし、初ダートとなった3戦目(水沢・ダート1400m)で初勝利。その後3連勝を果たすが、ジュニアグランプリ(盛岡)5着、前走の黄菊賞(盛岡)4着と、芝のレースで連敗を続けていた。今回が重賞初制覇で、これでダートでは4戦4勝となった。通算成績8戦4勝(重賞1勝)。
なお、この勝利が新種牡馬ビワシンセイキ(父フォーティナイナー)産駒の重賞初制覇となった。