デビューからこれまで265戦に出走していた{horse=1996100199:ダイナブロス}(牡12、高知・田中守厩舎)が、9日の高知7R・E2(ダート1400m)に森井美香騎手騎乗で出走して3着。同じく高知競馬に所属し、今年3月に引退したヒカルサザンクロスが打ち立てた266戦の国内最多出走記録に並んだ。
ダイナブロスは、父エブロス、母ユウワニート(その父パーソナリティ)という血統。アドマイヤベガ、テイエムオペラオー、ナリタトップロードらと同世代で、98年6月に公営・新潟でデビュー。その後、岩手や上山などを経て03年12月に高知へ転入した。これまでに長期の休養はほとんどなく、この日のレースを終えた総レース走行距離は高知〜新大阪間のJR営業キロ数とほぼ同じ361.750kmに達している。通算成績266戦11勝。
なお、NARの競走馬成績書が整備された69年以前の参考記録としては、春木競馬(大阪)のコガネマルが53年〜63年にかけて平地と障害で476戦、ばんえい競馬のトヨタカが63年〜73年にかけて374戦という成績が残っている。