昨年の米年度代表馬カーリン Curlin(牡4、米・S.アスムッセン厩舎)が今年いっぱいで現役を引退し、来年から米・ケンタッキー州で種牡馬入りすることがわかった。繋養先は未定で、もう1戦する可能性もあるという。
カーリンは、父Smart Strike、母Sherriff's Deputy(その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。昨年はプリークネスS(米G1)、ジョッキークラブゴールドC(米G1)、BCクラシック(米G1)を勝ち、米年度代表馬に輝いた。今年もドバイワールドC(首G1)、スティーヴンフォスターH(米G1)、ウッドウォードS(米G1)、ジョッキークラブゴールドCを制覇。シガー Cigarを超え、北米のサラブレッド史上最高の賞金額を記録したが、連覇が期待されたBCクラシックでは4着に敗れていた。通算成績16戦11勝(重賞9勝)、収得賞金1050万1800ドル(約10億1700万円)。