ペイパルブルは“ハッピーな状態”

2008年11月27日 17:40

 30日(日)に東京競馬場で行われるジャパンC(GI)に出走予定のペイパルブル(英)、マーシュサイド(米)の調教状況と、今朝行われた共同記者会見における関係者コメントが27日、JRAより発表された。

※東京競馬場 天候:曇、馬場状態:芝 良
・ペイパルブル Papal Bull(牡5)
【調教状況(ポール・ジョーンズ厩務員騎乗)】
調教時間…7:47〜8:05
調教内容…(芝コース使用)左回り 速歩半周、軽いキャンター半周、キャンター(直線)速歩、常歩

【G.パチェット氏(馬主代表)の話】
「馬は非常にハッピーな状態で、満足しています。種牡馬としても考えて、ペイパルブルを購入しましたが、今年のパフォーマンスを見ても満足しています。引退後はアイルランドに行くことを望んでいます」

【K.ブラッドショウ調教師代理の話】
「輸送も順調にいき、体重も体温も平常で100%の状態だと思います。明日は、5Fぐらい追い切りをしたいと思います。それで準備は整うと思います。昨年はスタートがうまく切れませんでしたが、よい走りであったので、シーズン中に計画を立ててまた来日することにしました。昨年と同じように、後ろから差していって、昨年の成績(7着)よりもよい成績を挙げたいです」

【R.ムーア騎手の話】
「この馬は、能力もあり、持久力も持っています。速い馬場を好むので、よい走りができると思います。ベストな状態である限り、大丈夫だと思います。今日の調教でもよい感じでしたが、明日騎乗して状態を更に見ていきます。ウオッカやディープスカイはとてもよい馬だと思います。メイショウサムソンも凱旋門賞の走りを見て、気をつけなければならない1頭だと思いました」

・マーシュサイド Marsh Side(牡5)
【調教状況(デレック・オールドハム攻馬手騎乗)】
調教時間…8:30〜8:43
調教内容…(芝コース使用)左回り 速歩1/4周速歩、ゲート審査2回、3/4周キャンター

【P.ウェイクリン氏(馬主代理)の話】
「カナディアンインターナショナルSで1〜3着に入れば、ジャパンCと考えていました。ジャパンCは、素晴らしいレースであり、ぜひ勝ちたいと思っています。強い日本馬が参戦するので、厳しいレースになると思いますが、コースはマーシュサイドに適しており、楽しみにしています」

【N.ドライスデール調教師の話】
「日本に着いて2時間後から体温が上がり始め、48時間続きました。現在熱は下がっており、咳も出ていません。熱発中も食欲はありましたが、競馬学校では元気がなかったので、今朝まで強い調教はしませんでした。今朝の調教では、気持ちよさそうに、自分から走ろうとしていました。明日は、直線を自由に走らせる予定です。現段階では、馬はベストコンディションではありませんが、レースまでにはきっちり仕上げていきたいです。カナダでは2戦とも、重馬場であったため、タイムは遅かったですが、速いペースにも適応能力はあるでしょう。馬場状態については、雨が降ればなおよいと思っています」

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