11日、中山競馬場で行われた第25回フェアリーS(3歳牝、GIII・芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気{horse=2006102913:ジェルミナル}(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)が、好スタートから好位に控えると、直線では馬群を割って伸び、4番人気アイアムネオに1.1/4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分36秒5(良)。さらにクビ差の3着に10番人気グッデーコパが入った。
勝ったジェルミナルは、父アグネスタキオン、母がペネロープ賞(仏G3)勝ち馬のオンブルリジェール(その父Double Bed)という血統。昨年8月に札幌でデビューし、2戦目(京都・芝1800m)で初勝利。続く黄菊賞(500万下、京都・芝1800m)を制し、前走の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)は2番人気に推されるも6着に敗れていた。通算成績5戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の福永祐一騎手は昨年の阪神C(GII、マルカフェニックス)以来のJRA重賞制覇で通算66勝目。管理する藤原英昭調教師は、昨年のステイヤーズS(GII、エアジパング)以来となるJRA重賞制覇で通算19勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。